高断熱・高気密が広まり
エアコン1台で全室
温かい、涼しいとの
言葉をよく聞きます。
ただ私の頭には疑問符が。
エアコンを何台も入れて
常時稼働やフル稼働させるのは
良いとは思いませんが
エアコン1台で過ごす為に
導入される大がかりな設備が
家に必要な物とは思いません。
現代の猛暑を過ごすうえで
文明の利器でもあるエアコンは
省エネと普及性で民の味方
今は切っても切れない関係です。
もちろん高価な設備を導入できれば
水で空気を冷やしたり温めたり等
地球に優しく負荷の無い行動は
出来ますが、コストを考えると
民には手が出しずらいのが現実。
文明の利器を嫌わず
本当に必要な物に絞り
利用を控える行動が賢明と考えます。
遮断熱工法で国産無垢材の家を造り
夏は灼熱を防ぎ、冬は保温を高め
エアコンは必要だけれども利用を抑える。
基本の性能を高める事で
冷暖房の効果の燃費を良くする。
そんな単純な事こそ省エネと環境
そしてお財布に優しい
民の家ではないでしょうか。
たとえば写真の無垢の床材にすると
夏の足元はサラサラ
冬はほんわか温かい床に変化。
何よりもスリッパいらず。
でも私も現状に甘んじてはいません。
夏はエアコンが必須でも
冬の風の出る暖房はどうにかしたいと
無風で体に優しい遠赤外線暖房を
共同で開発し、製品化を進めています。
~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~