弊社は地元の低温乾燥材を
使ってきましたが
入手が難しくなり
現在は天然乾燥材と
高温乾燥材を利用しています。
木材は乾燥の過程で水分が蒸発
収縮して、ソリや割れが起こります。
高温乾燥の好ましくない理由は
高温サウナに入っている
状態を思い浮かべてもらえば
わかりやすいかと思います。
高温状態による急激な
水分蒸発がおこると
細胞は破壊され
木の内部が歪になり
精油成分も低下します。
もちろん乾燥は乾燥ですが
肉を低温調理し
細胞を壊さず焼くのと
高温で焼くのでは
繊維の締まりや味が違いますよね。
電熱での高温乾燥は
効率や流通を考えると
近代的なのかもしれませんが
木材の大切な物が失われています。
昔のように天然乾燥材だけで
家を建てるのは難しい時代ですが
国産材の需要が高まる今
各県の素晴らしい地場産材の
利用と普及を願い
低温乾燥材を遠赤外線で造る
製品の販売も始めていきます。
~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~