IPCCが1950年代以降の
極端な高温減少や
大雨などの気象変動は
人為起源による温暖化が要因
との記載をする中
世界の様々地域で
大規模な森林火災の
報告がなされ続け
新年早々にはアメリカでも
大規模な山火事が発生し
鎮火の予測がつかず
懸命の消火活動が続いています。
煤煙には多くの
大気汚染物質やPM2.5が含まれ
ぜんそくや心臓病、不整脈など
呼吸器系や循環器系の
疾患のある方をはじめ
呼吸をする生物に多くの
苦しみをもたらします。
また消火に使われる
薬剤の成分にも
様々な意見があります。
北海道大学のプレスリリースでも
シベリアの森林火災が増加すると
中国や日本など東アジアの国々では
PM2.5の増加により
年間約数万人規模の
早期死亡数増加が推定され
これらの経済的損失は貨幣換算すると
それぞれ約数百億米ドルにも上ると
書かれています。
山火事は自然現象ではありますが
昨今の規模の拡大と深刻化は
いきとしいけるものの命と
生まれくる命を脅かします。
山火事は気温や木の種類
土の水分で左右されるそうで
自然の姿を残した整備をし
多くの生命が満ち溢れ
水分の保たれた山では
延焼はおこりにくとされます。
外つ国の材も素晴らしいですが
日本は面積の7割が森林の国
その国の山が健やかに保たれ
後世へつなげられるように
日本の固有種を使う家造りを
つくり続けます。
~日本の固有種と手仕事の家づくりを守り使い伝える「民家工房常栄」~