WHOとEUは欧州で
再生可能エネルギーの
発電量が化石燃料の発電量を
上回ったと報告しました。
大変羨ましく喜ばしいことですが
同時に発表されたのは
欧州では1980年代以降
世界平均の2倍の速度で
温暖化が進んでいるとの報告。
もともと上空の偏西風のおかげで
欧州は温暖で過ごしやすい気候。
しかし昨今は記録的で
異常な暑さが続き
熱波の影響による死者数と
経済被害額が上昇を続けています。
環境活動への関心や、行動力が高く
再生エネルギー転換へ向かう速さは
身に迫る変動を実感しているからと
想像するに難くありません。
そんな先進的な考えの欧州の家
外断熱はEPS素材が主流。
EPSが推進される理由は
欧州でもっとも問題とされる
「エネルギー消費量」
(製造エネ・利用エネ・廃棄エネ…etc)
EPSは地球温暖化抑制に有効な
省エネルギー素材であり
製造・施工・利用者全ての人が
エネルギーコストの恩恵を受ける
素材だからです。
ただし地域によって気候が違うため
施工法や塗装など各国で
試行や発展は続いています。
スクラップビルドの日本建築と違い
外国ではメンテナンスやリフォームが基本。
外壁は家を守る重要な箇所なので
現状の下地に加工でき
さらに断熱性能を向上できる
EPS断熱材料の研究が進むわけです。
日本はどうでしょう?
EPS聞いたことがありますか?
カーボン入りEPSは?
ただし欧州と違い高温多湿な
日本での利用には注意点が必要です。
資材を使っているからでなく
どう施工し、利用するかです。
猛暑・酷暑にこそ
断熱と遮熱を考えて行動を。
質問ご相談は山本までお気軽に。
~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~