玄関入口の洗い出しを
浅川左官が何層も丁寧に塗り重ね
造り上げています。
鏝を何度も滑らして美しい角を出し
この後に薬剤で洗い
美しい洗い出しの色に仕上がります。
まもなくS様宅の引き渡しとなります。
木の家はこれからが一層楽しみとなる家。
住まう上での行動や経年による
木や漆喰等の自然素材の変化は
本物をすっぴんのまま使うからこそ。
工業製品の様にいつまでも
綺麗なままであることは出来ませんし
冬の時期には音を鳴らしたり
戸が開けづらい時もあります。
でもそれは木が生きている証拠。
湿度が高ければ湿気を吸い
湿度が低ければ湿気を出し
家や人が快適になる努力をし
長持ちさせようと呼吸をしているから。
工業製品の怖い所は、揮発する成分もですが
自然素材とは真逆に家を塞ぎ、窒息させる事。
表面上が綺麗なままだからこそ気づかない
裏で起こる様々な問題が家を傷めつけます。
S様ご家族様の思いでとともに
我が家になっていく家となります様に。
数ある工務店の中から民家工房常栄を
選んでいただき、誠にありがとうございました。
~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~