地球温暖化で
熱帯夜が２週間も増加
２４億人がその害の
影響を受けたとされる今夏。
夜間の気温が高ければ
熟睡とならず
１日に疲れを取るはずの
休息が満足に取れれません。
体の回復が妨げられれば
子供やお年寄りなど
体の弱い者達への影響や
脳卒中や心機能のリスクも高まります。
また人間には冷房機器がありますが
自然界の動植物は耐える
事しかできません。
冷房は無くてはならない
時代となりましたが
冷房の性能をどんなにあげても
家の断熱性能が低ければ
猛暑の外気温を遮断し
冷房で冷やした内気温を保持
するのは難くなります。
省エネのエアコンを買う
窓にすだれやカーテンを付ける
だけでなく
根本となる断熱材を見直し
冷房機の消費を抑える。
家の建築に携わる一員として
この考えが一般的になり
人が与える害を少しでも減らす
行いがすゝめと願います。
ただし性能数値だけに気をとられ
断熱材の素材選択を
間違えないように。
作る時にエネルギーを使い
施工者と住む者の健康を脅かし
最後には有害なゴミとなる
素材を使っては
自らと地球を痛めつけるだけです。
また、どんなに良い素材を使っても
素材を使った事実に安心をして
正しい施工を行っているかを
確認するのを怠らぬよう
お気を付けください。
どんなに良い素材も
施工が誤れば
効果は減少します。
～日本の固有種と手仕事の家づくりを守り使い伝える「民家工房常栄」～
