ノロノロ雨台風が各地で
被害をもたらしています。
厚木市も昨夜は停電がありました。
皆様どうぞ十二分にお気をつけ下さい。
さて、ＥＵの気候情報機関は
世界の月間平均気温が
１２カ月連続で
史上最高を記録と発信し
世界気象機関も２０２８までに
８０％の確率で
平均気温を１．５℃上回る年が
少なくとも１年は起こる
危険性を指摘しました。
「気候地獄」との強い言葉で
警鐘をならした今夏。
少し前にはドイツの研究チームが
樹木の年輪分析を通じた
気温データをもとに
北半球の去年の夏は
過去２０００年で最も暑い夏
だったと、発表しています。
以前にも極端に暑い年や
寒い年はあったが
その幅を「自然」とすると
２０２３年の暑さは
自然を大きく超えているとし
年輪には推定平均気温より
２．２度も高くなったという
証拠もあったそうです。
（年輪からどう温度を計測したか
の記事はこちら）
グテーレス事務総長の
「１．５℃と２．０℃の差は
絶滅と生存の分かれ目」の発言を
凌駕していた事実を自然界は
身をもって警鐘を鳴らしています。
自然からの印が与えられる今こそ
自らの行動を良く考えるべきと
切に感じます。
地球沸騰化での異常気象の時
身を守り、体を休めるのは家。
家の熱対策と言えば断熱と遮熱。
電気代の安い最新のクーラーに
変えても、外気熱の侵入を防ぎし
室内の冷気を保てなければ
使い続ける時間は同じ。
断熱材もをただ使うだけでなく
しっかりと施工しなければ
使っても抜け道だらけ。
その場その時だけの対策でなく
根本を学び変えてみませんか。
～日本の固有種と手仕事の家づくりを守り使い伝える「民家工房常栄」～
