一般住宅の解体時
アスベスト検査が必要になる事が
浸透するにつれ
住宅のアスベストについての
問合せが増えました。
OB客の方からも
ご連絡いただいたので
こちらに載せておきます。
まず見えない部分
壁の下地ボードについて。
弊社は長く吉野石膏のボード
近年の防火地域にはダイライトを
使っております。
どちらも弊社の取り扱い品に
アスベストは
含まれていません。
室内壁には和紙、漆喰
外壁もぬりかべが主です。
成分にアスベストはありません。
「住宅には見えない内壁や
サイディングなど家内外に
アスベストが含まれる可能性。
工事関係者や周辺住民への
健康被害が懸念されます」
なんてお上からの
お達しですが
長年住まれている住人は?
もちろん解体しないかぎり
大量には吸い込みませんが
石綿は1本は髪の毛の5,000分の1
化学物質も同じ
少しづつがやっかいかと。
やっかいなモノは
表面に見えない。
裏に隠れ
何食わぬ顔で存在し
わかった時には
大問題で大騒動となります。
でも本当に
造り出した者達が
知らなかったのか?
いつも疑問が残りますけど。
(自分の身体に起こる病も同じ)
利便性と効率を求めた末の
しっぺ返し。
チャットGPTでもありそうです。
ちなみにアスベストは
「天然に産出する繊維状のケイ酸塩鉱物」
天然、自然、国産、優良…etc.
そんな言葉だけをうのみにせず
食べ物の様に表記の確認を。
原材料、成分、利用法。
添加物となる
混ぜ物にも注意しながら
素材は選びましょう。
長文を読んでくれた方へのオマケ。
アスベストは、はるか昔から
「燃えない布」として重宝されました。
竹取物語の「火鼠の皮衣」のモデルとも。
かぐや姫と結ばれる望みがあるほど
貴重な品だったのがわかります。
~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~