ヒトコト
幅広い分野での知識をお持ちの施主様はゆるぎないポリシーのもと、使う素材についても多くの信念をお持ちでした。
国産木材を使うのはもちろん、工業製品(化学薬品の入って居るもの)は全てを排除。
外壁は土壁+本漆喰、床は楢材・内壁も本漆喰・天井も国産木材・無添加国産畳。
弊社には拘りをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、R様は外部たて具も通常のアルミサッシでなく、建具・雨戸まで国産無垢材と妥協を許しません。
近年には類を見ない家の建築に携わらるだけでなく、お話を伺う上で勉強になる交流もさせていただき、建築前後とありがたい経験をさせてもらっています。
DATA
NAME
とこしえのお家
仕様
土壁(小舞)
断熱材
セルロース(ピュアダンボール)
天井200㎜ 床100㎜
構造材
徳島県産材(杉・檜)国産竹
内装
徳島県産材(杉・檜)北海道産楢材 本漆喰 無添加国産畳
外壁
塗り壁(本漆喰)
屋根
瓦
大工
小俣大工
設計士
延床面積
約224㎡
お客様の声
益々の発展にイヤサカ!
世界最古の木造建築である法隆寺は1300年以上経った今も立派に現存している。
平泉の中尊寺金色堂も900年 その他多くの木造建築物が数百年の時を経ても現役である。
翻って現代日本の住宅の平均寿命が30~40年
一番大きな違いは建築材料である。
伝統的な日本の建築は無垢の木材と漆喰の塗壁、障子、襖、木窓、全て天然素材。
対して現在の日本の住宅の九割以上がビニールハウスである。
戦後、石油文明の権化たる米国の強い影響下で大手住宅メーカーの多くが化学会社が使う材料の多くが石油化学製品、塩ビクロスと言う商品名がその本質を語っているが
現代日本の新築住宅の壁や天井が石油製品である塩ビクロスに覆われている現状は異常である。
在来工法と言われてる家でも、殆どの柱は集成材(石油系接着剤で接着した木材)全ては安価な代用品である。
使うメリットは早く簡単に安価に家が出来る。但し安価に出来るが、それ程安価には販売されていない。
デメリットは健康阻害、壁紙、集成材に使われる接着剤が揮発する。
その空気を高機密住宅では吸い続けなければならない。
当然身体が変調をきたす(シックハウスと言う多くの健康被害が出ている=マスコミは一大スポンサーであるハウスメーカーの手前、真実を報道出来ない)
それからこれも命に関わる重大事、火災時に逃げ遅れて焼死と報道されるが、焼け死ぬ前に塩ビが燃えるとホスゲンと言う有毒ガスで中毒になり気絶するか身動きが取れなくなり、その後焼死する。
多くの火災で黒い煙が出るのが石油系建築材料を使っているから。天然素材だけなら白い煙しか出ない。
速く出来るものは速く朽ちる。
やっとの思いで完済した30年ローンが終わったら家も朽ちていたと言うブラックジョークがある。
我が家は無垢の木の柱、梁、床板、漆喰の壁、障子に襖、本当に空気が美味い。人間の身体は食べ物で出来てると言われるが、生涯体内に入れるもので最も多いのは空気で有る、いかに良い食事をするかと同様に美味い空気を吸い続けてるからか十何年病気もしたことは無い。
これからも民家工房・常栄さんが多くの棟上げをされる事が社会を豊かにし(住宅が100年200年持つと言う事が社会資本でも有る)多くの人に幸をもたらす事に繋がります。
益々の発展にイヤサカ!