捨てコンの上から配筋作業がはじまりました。
立ち上がりの場所はこんなに複雑になりますが
職人さん達は結束を回し入れて、ハッカーでクルクルとテンポよく
作業をすすめ、やがて
美しい升目模様を組上げます。
こちらは他社の現場の基礎配筋
違いは、立ち上がりの部分や四隅
そして升目の細かさ。
一般は200角ですが
弊社では耐震強度も踏まえて150角
さらに深い場所には地中梁をいれてねじれ防止。
コーナーハンチになる四隅にも(△の形になってます)入れてねじれ防止。
大きな写真で見ると変わりない様に見えますが
肉眼で見たり、拡大すると違いがあるんです。
「うちは他より、ちぃーとばっかし高いが
他所がしなくなった事もキチンとやるんだ。
基本がなっちゃいねぇ現場が多くなってる中
仕事はこうでなくっちゃなぁ。ホントなさけねぇ」と
遠藤工業さんは以前言われてました。
現場に行くと各職人さんから聞ける
「ためになる話」は沢山。
でも、どの職人さんからも聞かされる言葉は
仕事もまったく解らないのに、指示だけをする方達ばかりの
現場が多い事への嘆き…
言うは易く行うは難し。
後日外部機関の配筋検査をクリアし
立ち上げ作業に移りました。
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