現代の家造りは
トンテンカンの音よりも
インパクトの電子音が響きます。
インパクトは現代の利便性の高い
工具とは思いますが
ほぼインパクトだけで建てられる
プラモデルの様なパネルの家造りや
ダンボールの廃材ばかり出る家造りは
昔ながらの家づくりを知る者として
利便性が高いとは思われず
人が体を癒し、回復する場所としても
人生で一番高いお買い物としても
環境問題の観点からも
不釣り合い…と呟きながら
現代の利器としてインパクトを操り
現場で間柱をたてていたのですが
やっぱり
「手打ちの方が早い！！！」
というわけで、工具を金槌に変更
間仕切りが入る箇所に
４寸（１２ミリ）の杉材を
ヨイショと持ち上げ
とんてんかん
持ち上げ
とんてんかん
～日本の固有種と手仕事の家づくりを守り使い伝える「民家工房常栄」～