塩素が良くないと言われる原因
それは水中で遊離した塩素と
有機物由来の物質が反応し
発がん性物質のトリハロメタンに変化するから
塩素と言えば強い毒性を持つため
人類初の本格的な化学兵器としても使われた事も有名です。
日本は塩素の最低上限が決められている国で
諸外国は塩素の下限が決められています。
水には物を溶かしこむ性質があるので
下限が決められている方が人体には良いと言われています。
去年の毎日新聞社会欄に、有機フッ素化合物PFOSが
国の暫定目標を超える数値が長年検出されていた
府中武蔵浄水所と東恋ケ久保浄水所の
水道水の給水地域である多摩2市住民が
NPOに調査依頼をし、11人のPFOSなどの血漿中濃度を調べた結果
全国平均の1.5倍~2倍の数値が検出と書いてありました。
直ちに健康被害が出るレベルではないそうですし
2018年にPFOSの製造と輸入の禁止はなされましたが
PFOSは自然界で分解されず体内に蓄積される物質で
泡消火材や調理器具などにつかわれていました。
今でも環境省の調査で全国37地点で目標値を超えているそう。
北海道や沖縄では水道水からマイクロプラスチックも検出との
報告がニュースにもなっています。
「水は命の源」なのに悲しい現実。
長文になったので、水と塩素2に続きます。
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