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土台は、どーだい?
以前に柱状改良(ちゅうじょうかいりょう)という地盤の改良をご紹介した相模原市のS様邸の基礎が、ついに完成しました
基礎が仕上がったら、次のステップは土台の設置です。
大工さんが、図面を確認しながら、それぞれの箇所にそれぞれの部位の土台を配置してゆきます。
一般的な建築会社さんでは、土台に栂(つが)の木が使われています。一方、私たち常栄が造る家の土台は、国産の檜(ひのき)を使用しています。
檜(ひのき)は、栂(つが)よりも耐久性と耐水性に優れている高級品です。
基礎のアンカーボルトと土台とを一体化させるために、土台に穴を開けて、アンカーボルトを通してゆきます。
こうして一つひとつの土台が据えられてゆきます。
土台と基礎との間に見える黒い物が、基礎パッキンです。建物の通気性を良くするために設けられています。
基礎パッキンは、3尺(91cm)以内ごと なお且つ 柱の下などの力のかかる主要な部分ごとに配置され、この現場では、合計180個の基礎パッキンが用いられました。
土台と繋がっている大引き(おおびき)の足回りは、鋼製束(こうせいづか)という金属棒で支えています。
昔は木製の束を使用していましたが、現在では鋼製の束が一般的です。
こうして土台据えが、完成しました。
上棟は、11月3日(木)の文化の日を予定しています。
この続きは、また今度 お会いしましょう。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
【山上義明】