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硬化の効果
建物を建てる前に行なう地盤調査の結果によっては、土壌改良が必要となる場合があります。こちらの現場で行なう改良が、柱状(ちゅうじょう)改良という工法です。
写真に写っている紫色のリボンの部分、計40ヶ所が、建物の荷重がかかる地盤面上の重要なポイントです。ここに重機で直径60cm、深さ2.25mの穴を掘削してゆきます。
今回は相模原市S様邸新築工事の土壌改良工事の様子をお伝えします。
建物を建てる前に行なう地盤調査の結果によっては、土壌改良が必要となる場合があります。こちらの現場で行なう改良が、柱状(ちゅうじょう)改良という工法です。
写真に写っている紫色のリボンの部分、計40ヶ所が、建物の荷重がかかる地盤面上の重要なポイントです。ここに重機で直径60cm、深さ2.25mの穴を掘削してゆきます。
ジャーン!
重機の登場です。白いテープのラインの深さまで、地面を掘削すると同時に、穴の中へ水とセメント系硬化剤を混入してゆきます。
重機の隣りでは、オレンジ色の大容器の中に水がはられ、吊りあげられた大量のセメント系硬化剤とを機械で混合します。
水と混合した硬化剤は、掘削した穴の中へ圧入されてゆきます。
硬化剤が注入された地表面を平らに形成してゆきます。
硬化剤は3日後には完全硬化し、地面の中に柱ができあがるので、荷重への効果を発揮してくれます。
地中の柱状をここでは40ヶ所設けて、地盤改良の完了となります。
地盤改良が済んで初めて、基礎工事に着手できるのです。
それでは、また次回をお楽しみに。
【山上義明】