一部の者達が人工的工業製品(新建材)を作り、さらに安価な外国産材を輸入し金額・時間・人手のかからない大量生産と消費の家を乱立しました。すると室内外が新建材だらけの家は「安くて早い!」と大人気となり、家造りの主流に。ところが喜びもつかの間、夢のマイホームで健康を害する人々が現れました。はじめに子供達が心身に変調をきたし、次に「気のせい」と言っていた大人達までも…
自らが「化学物質」の危険にさらされていると気づいた人達が「シックハウス症候群」「化学物質症候群」という言葉を使い始めると、困った人達は「室内の空気が害なら、外に出してしまえばよい」と24時間換気を規則化。それは汚染飛散するだけの複合汚染を考えぬ、利己的で根本解決の無い手段。無垢の木が出すフィトンチッドは化学物質ですが、その香は害でしょうか?
外国産の木も素晴らしい。でもそれはその国で使われてこそ。他国が切り倒し砂漠化を進め、消毒や接着剤まみれにしてまで利用する意味はありますか?国土の7割が森林の緑豊かな国として正しいことでしょうか?
先人たちが自然との共存の中、子孫を思い植林し適齢を迎えた国産材等自然素材を室内外に使用し、気候変動に対応しなけらばならない箇所にのみ現代の知恵で作られた工業製品を使う。そんな当たり前な解決方法があるのに。
「適材適所」を基本とした昔に学ぶ家造りは、森・山・海のつながりを戻す第一歩であり、自然素材と暮らす日々は「衣食住」のつながりに気づき、自らが見極める力を得るきっかけとなります。
「空気・水・素材」が整った暮らしを「家から」はじめしょう。
お恥ずかしいですが「ココロとカラダ」が健康になる家造りに目覚めた原点をお伝えします。父と共に大工として山本建築で仕事に励む中、大規模分譲住宅とビル建設直後に注文主が潰れ、億の負債を抱えました。返済のために建売物件を手掛ける日々で痛感したのは建築界の暗黙のルール。仕様も素材も業者有利で新建材ばかり。手抜きでも工期は厳守。職人が技を駆使するどころか意見や手技を加えると、ペナルティの後に受注終了のオマケ付き。
異臭漂う「家」と呼べない箱造りに従事し、人も家も幸いな家造りを決意しました。新建材を処分し自然素材と職人技を活かした家造りで研鑽を積む中、健康とは「衣食住」が整ってこそと実感し「空気・水・素材」を大切にした昔の家造りを元(はじめ)に、現代の気候や仕様に合う材を使う遮断熱工法の家造りを確立し、家から母なる地球と皆様へ、ちょこんとした狸の恩返しができる様に研鑽を積む日々を過ごしています。
商 号 | みんかこうぼうじょうえい 民家工房常栄 有限会社 |
住 所 | 事務所兼モデルハウス |
神奈川県愛甲郡愛川町半原1938-1 TEL:046-280-4140 FAX:046-210-0888 | |
建設業許可 | 神奈川県(般4)第90726号 |
事業内容 | 建築および施工 在来軸組工法木造住宅 リフォーム リノベーション |
取引銀行 | 相愛信用組合 PayPay銀行 |
保 障 | 地盤保障 一般社団法人ハウスワランティ 外部検査機関 株式会社家守り 瑕疵保険 住宅保証機構株式会社 |