お家のコト その一
外出時に人はお粧しするもの。でも家に帰ればすっぴんでゴロン。無防備な状態で寛ぐのは「やっぱり我が家が１番」だからこそ。
知っていますか？その空間に健康を害する物質が存在する事。皆が新築と感じている臭いは新建材から発生する悪性化学物質臭。室内に漂う化学物質は呼吸と皮膚から吸収され、血液を巡り体内に蓄積、複合汚染による健康被害を引き起こします。
同じ化学物質でも無垢の木が醸す香りは人体に安らぎをあたえ、天然の殺菌・抗菌・防虫のお守つきです。永年続く自然の恵みを届けるため「空気・水・素材」を大切にした家造りを基本としています。
お家のコト その二
自国で育った素材を使い、昔と変わらざるを得ない部分のみを現代のモノに変えた家づくりをしています。同じ土地で育ったモノを食べ、空気を吸い、育ったモノは、住まう人に失われゆく大切なモノゴトを思い出させてくれると信じているからです。根本は変えません、浅知恵は無用です。
外国産材も良い物は沢山あります。でもそれはその国での生活に合うように育ち、使われている素材。他国が消毒まみれにして運び、使うのは違うと思います。日本には固有種の杉があり、各地には脈々と受け継がれる素材と職人等、素晴らしい地域資源があります。自国で育った素材と現代の良いモノを使う家づくりを基本としています。
お家のコト その三
家を建てるのは「大切な○○」と暮らすため。
家族・パートナー・ペット・植物等、想う相手は人それぞれ。
家とは大切な○○を千歳守る城です。使う素材をおもんぱかり選ぶ事も大事ですが、何よりもの基本は日々戦いを続けるあなたと、大切な○○が健康に歳を重ねる事。
私達と同じ呼吸する素材と過す時間は、本当に大切なモノを意識する始まりとなり、おざなりにしていたコトを見つめ直すきっかけを与え、種が生まれます。「医(衣)食住」を整える土壌づくりとして「ココロとカラダ」が健やかになる家造りを基本としています。
お家のコト その四
古より永遠を求める声は尽きませんが、時の流れは平等なもの。しかし時は若さを奪う代わりに、えもいわれぬ美しさである「古び」を残します。塗装されない無垢の自然素材は、古びてこそ新たな家の一員として時を紡ぎ続ける事ができ、朽ちる際も命ある者の食物や、お布団となり大地に還ります。
自然の摂理に抗う人工物の古びの悲しき姿は…言わずもがな。家中暖かく冬でも半袖、エアコン一台で家全体、全室同じ温度。心くすぐる言葉は並べられませんが、足るを知るを軸に過度な考えや物を控え、人も家も安全に健康に長生きする「古民家になれる家」造りを基本としています。
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